やめることで心が軽くなる|「やめることリスト」から学ぶ習慣

「もっと頑張らなきゃ」
「みんなに認められなきゃ」
「あれもこれもやらなきゃ」
そんな思いで毎日を過ごしているうちに、気がつけば心がパンパンになっていませんか?
正直、私自身も39歳まで「やること」ばかり考えて生きてきました。
物販で成果を出すため、SNSでフォロワーを増やすため、ビジネスを拡大するため…常に何かを「やらなければ」という思考
しかし、ある時気づいたのです。
今回は、私が実際に「やめてよかったこと」の体験談を通じて、やめることリストの作り方と、心を軽くする習慣について詳しくお伝えします。
頑張りすぎて疲れているあなたに、少しでも楽になるきっかけを提供できれば幸いです。
なぜ「やめること」が人生とビジネスを変えるのか

私たちの1日は24時間、エネルギーも有限
あれもこれもと手を出していると、結果的にすべてが中途半端に
🎯 「やめる」ことで起こる3つの変化
- 時間 → 重要なことに集中できる
- エネルギー → 無駄な消耗がなくなる
- 心 → ストレスが減り、自分らしくいられる
例えば、私が物販に本格的に取り組むとき、最初は「すべてのプラットフォームで販売しよう」と考えていました。Amazon、楽天、Yahoo!、メルカリ…。しかし、結果は散々でした。
どのプラットフォームも中途半端で、売上も思うように上がらない。
そこで思い切ってAmazonに集中することを決めました。他をすべてやめたのです。
結果、Amazonでの売上は飛躍的に向上し、今では安定した収益源になっています。
「頑張りすぎない方法」の第一歩は、選択と集中。やめることで、本当に力を入れるべきことが見えてきます。
やめてよかったこと|実体験と気づき
マルチタスクをやめたら集中力と成果が倍増した

以前の私は典型的なマルチタスク人間でした。物販の商品リサーチをしながらメールチェック、SNS投稿を考えながらブログを書く、会議中にも別の案件を考える…。
「同時にたくさんこなせば効率的」だと思っていました。しかし、これが集中力不足とミス連発の大きな原因になっていることに気づきました。
❌ マルチタスク時代の問題
- 集中力が分散して、どの作業も中途半端
- ミスが多発して、結局やり直しで時間ロス
- 疲労感が強く、一日の終わりにぐったり
- 重要な判断を間違えるリスクが高まる
転機は、物販の仕入れで大きな判断ミスをした時。
その日は複数の作業を並行していて、集中できていませんでした。結果、需要予測を間違え、売れない商品を大量仕入れしてしまったのです。
その瞬間に気づきました。「マルチタスクは効率化どころか、最大のリスク要因だった」と。
そこから、**「1つの作業に100%集中する」**ルールを決めました。
✅ シングルタスク導入後の変化
- 集中力 → 1つのことに没頭できるようになった
- 品質 → ミスが激減し、作業のクオリティが向上
- 速度 → 結果的に作業完了時間が短縮された
- 判断力 → 重要な決断を冷静に下せるようになった
現在では、物販の商品リサーチは朝の2時間だけ、ブログ執筆は夕方の1時間だけと決めています。人間関係のストレスを減らす一番の方法は、自分の能力を過信せず、現実的な範囲で行動することだと学びました。
完璧主義をやめたら行動スピードが格段に上がった

「準備が整ってから始めよう」「もう少し勉強してから取り組もう」
そんな思いで、いつまでも行動を先延ばしにしていました。物販を始める時も、ブログを書き始める時も、「完璧に準備ができてから」と考えて、なかなかスタートを切れずにいました。
しかし、この完璧主義が最大の敵だったことに気づきました。
変化のきっかけは、ある先輩起業家の言葉でした。
この言葉に背中を押され、物販も60%の準備で始めることにしました。最初の商品選定も、完璧とは言えない状態でスタートしました。
案の定、最初はうまくいかないことも多々ありました。商品選定でミスしたり、価格設定を間違えたり。以前なら「やっぱり準備が足りなかった」と後悔していたでしょう。
しかし、今回は違いました。**「失敗は最高の教材」**と捉えるようにしたのです。
✨ 完璧主義をやめることで変わったこと
- 行動スピード → 考える時間より実行する時間が増えた
- 学習効率 → 実体験を通じて本当に必要な知識が身についた
- ストレス → 「完璧でなければ」というプレッシャーから解放された
- 成長速度 → 小さな失敗と改善のサイクルが早まった
完璧主義をやめることは、実は自己肯定感を上げる方法の一つでもあります。「今の自分でも十分価値がある」「不完全でも挑戦する価値がある」と思えるようになったのです。
嫉妬をエネルギーに変えたら成長スピードが上がった

同業者の成功を見て嫉妬する気持ち。これまで「嫉妬するなんて情けない」と自分を責めていました。
しかし、嫉妬も感情の一つ。否定するより、うまく活用する方が建設的だと気づきました。
具体的な体験談をお話しします。
SNSで同じ物販をやっている人が「月商1000万達成!」と投稿しているのを見た時、正直嫉妬しました。「なんで自分はまだそこまでいけないんだろう」と。
以前なら、その嫉妬心を抑え込もうとしていました。しかし、今回は違うアプローチを取りました。
「この嫉妬は何を教えてくれているのか?」
分析してみると、その人と自分の違いが見えてきました:
- マーケティングの仕組み化ができている
- 外注を上手に活用している
- 商品選定の基準が明確
嫉妬を感じた瞬間を「学びのチャンス」に変えたのです。
🔥 嫉妬をエネルギーに変える3ステップ
- 受け入れる → 嫉妬している自分を否定しない
- 分析する → 何に嫉妬しているのか具体的に探る
- 行動する → その人から学べることを実践する
結果、その人の手法を参考にして改善を重ねることで、自分の売上も大幅に向上しました。嫉妬は成長のためのエネルギーに変わったのです。
自分を責めるのをやめたら挑戦できるようになった

「失敗したらどうしよう」「完璧にできなかったら恥ずかしい」
そんな思いから、新しいチャレンジを避けていました。ブログを始めたいと思いながらも、「うまく書けなかったらどうしよう」「読んでもらえなかったら恥ずかしい」と一歩踏み出せずにいました。
自分を責める癖をやめるきっかけは、ある本との出会いでした。
北野達人さんの本で「完璧主義は成功の敵」という言葉に出会ったのです。
「最初から完璧である必要はない。やりながら改善していけばいい」
という考え方に目から鱗が落ちました。
そこで思い切ってブログを始めました。最初の記事は本当にひどいものでした。文章はまとまりがないし、伝えたいことも曖昧。でも、投稿したのです。
案の定、読者数は少なく、反応もほとんどありませんでした。
以前なら「やっぱりだめだった」と自分を責めていたでしょう。
しかし、今回は違いました。**「今日は昨日より1つ改善しよう」**と考えるようにしたのです。
📈 自分を責めるのをやめることで起きた変化
- 挑戦の回数 → 失敗を恐れずトライできるようになった
- 学習速度 → 完璧主義をやめて実行しながら改善するように
- ストレス → 失敗を「データ」として受け取れるようになった
- 自信 → 小さな改善の積み重ねで自己効力感がアップ
現在では、ブログも軌道に乗り、多くの方に読んでもらえるようになりました。自分を責めるのをやめたからこそ、継続できたのだと思います。
認められようとするのをやめたら本当に大事な仕事に集中できた

「上司に認められたい」「業界で有名になりたい」「成果を認めてもらいたい」
こうした「認められたい欲求」は、時として本当に大切なことから私たちの注意を逸らします。
私の場合、物販を始めた当初、他の成功者の真似ばかり
「あの人がこの商品で成功したから」「この手法が流行っているから」と、自分の判断より他人の成功例を重視していました。本来の目的である「自分なりの安定したビジネスを築くこと」よりも、「他の人に認められること」が目的に
ある日、自分が扱っている商品について深く考える時間を取りました。その時気づいたのです。
そこから、他人の評価を気にするのをやめました。代わりに「この商品は本当に価値があるか?」「自分の経験を活かせるか?」を基準に判断するようになりました。
⚠️ 「認められたい」の罠
- 模倣に走る → 他人の成功例ばかり追いかけてしまう
- 他人軸 → 自分の価値観より他人の評価を重視
- 疲弊 → 常に他人の反応を気にして疲れる
- 本質を見失う → 本来の目的を忘れてしまう
認められようとするのをやめた結果:
- 商品選定の精度が向上した
- 自分の経験や知識を活かせる分野に集中できた
- 物販やブログなど、本当にやりたいことにエネルギーを注げるようになった
- 精神的な余裕が生まれた
「認められたい」という欲求自体は自然なものです。しかし、それに支配されると本当に大切なことを見失ってしまいます。
やめることで得られるメリット

心の余裕が生まれる
やめることの最大のメリットは、心の余裕です。
マルチタスクをやめ、完璧主義をやめ、自分を責めるのをやめる。これらすべてに共通するのは、無駄なエネルギーの消費をストップすることです。
🧘 心の余裕がもたらす3つの効果
- 判断力の向上 → 冷静に物事を判断できる
- 創造性の向上 → 新しいアイデアが浮かびやすくなる
- 人間関係の改善 → 相手に寄り添う余裕が生まれる
私自身、朝5時に起きて筋トレをする習慣がありますが、これも「夜遅くまでダラダラする」のをやめたからできるようになりました。余裕があるからこそ、健康的な習慣を続けられています。
自己肯定感が上がる

自己肯定感を上げる方法として、「やめること」は非常に効果的です。
なぜなら、
- 完璧主義をやめる → 不完全な自分も OK
- マルチタスクをやめる → 人間には限界があっても OK
- 認められたがりをやめる → 今の自分でも十分価値がある
これらの受容が、自己肯定感の土台となります。
💚 自己肯定感アップの実感
- 朝の気分 → 「今日も頑張ろう」と自然に思える
- 失敗への対処 → 「次はこうしよう」と前向きに考えられる
- 他人との比較 → 「人は人、自分は自分」と思えるように
- 挑戦への姿勢 → 「とりあえずやってみよう」と行動できる
好きな人や仕事に時間を集中できる
やめることで生まれた時間とエネルギーは、本当に大切なことに使えます。
私の場合、マルチタスクをやめたことで:
- 家族との時間が増えた
- 物販に集中する時間が確保できた
- 新しいことを学ぶ時間ができた
- 健康管理(筋トレ・食事)に時間をかけられるようになった
時間は有限です。だからこそ、何をやめるかの選択が重要になります。
今日からできる「やめる習慣」の始め方

やめることの効果は理解できても、「具体的に何から始めればいいの?」と思う方も多いでしょう。
そこで、実際に私が実践している「やめる習慣」の始め方をお伝えします。
📋 「やめることチェックリスト」
【仕事・ビジネス編】
□ マルチタスクで効率を下げるのをやめる
□ 完璧主義で動けないのをやめる
□ 優先順位をつけずに仕事するのをやめる
□ 「忙しい」を言い訳にするのをやめる □ 他社・他人の成功に嫉妬するだけの時間をやめる
【メンタル編】
□ 自分を責めすぎるのをやめる
□ 過去の失敗をいつまでも引きずるのをやめる
□ 未来を心配しすぎるのをやめる
□ ネガティブな情報を無制限に取り入れるのをやめる
□ SNSでの無駄な時間消費をやめる
【人間関係編】
□ 表面的な関係を維持するためのエネルギー消費をやめる
□ 他人と比較して落ち込むのをやめる
□ 認められることばかり考えるのをやめる
□ 愚痴ばかりの集まりに参加するのをやめる
□ 建設的でない議論に時間を使うのをやめる
🎯 やめる習慣の3ステップ実践法

Step1: 観察する(1週間)
まず1週間、自分の行動や感情を観察してください。
「今、なんでイライラしているんだろう?」「この作業、本当に必要かな?」
と客観視することから始まります。
Step2: 1つ選ぶ
リストから1つだけ選んでください。欲張って複数選ぶと続きません。
「これをやめたら一番楽になりそう」と思うものを1つだけ。
Step3: 21日間続ける
新しい習慣が定着するまで21日間と言われています。
21日間、選んだ1つのことをやめ続けてください。
⚠️ やめる習慣のコツ
- 代替行動を用意する → やめる代わりに何をするか決める
- 完璧を求めない → 80%できれば上出来と考える
- 記録をつける → 手帳やアプリで「やめられた日」をチェック
- 小さく始める → いきなり大きなことをやめようとしない
まとめ|やめる勇気があなたの人生を軽くする

この記事では、私の実体験を通じて「やめることの力」についてお伝えしました。
🌟 やめることで得られる5つの変化
- 時間 → 本当に大切なことに集中できる
- エネルギー → 無駄な消耗がなくなる
- 心の余裕 → ストレスが減り、創造性が高まる
- 自己肯定感 → ありのままの自分を受け入れられる
- 人間関係 → 建設的で深いつながりができる
正直、頑張りすぎない方法を身につけることは、現代社会では必須のスキルだと思います。情報過多で選択肢が多い今の時代、「やめる勇気」を持たない人は疲弊してしまいます。
🎯 今日のアクション:「やめることを1つ決めよう」
この記事を読んだだけでは何も変わりません。今すぐ以下のアクションを起こしてください:
📝 今日やることリスト
□ この記事の「やめることチェックリスト」から1つ選ぶ
□ なぜそれをやめたいのか、理由を紙に書く
□ 代わりに何をするか、代替行動を決める
□ 明日から21日間、実践することを宣言する
ぶっちゃけ、人生を変えるのに大きな変化は必要ありません。小さな「やめること」の積み重ねが、大きな変化を生みます。
1年後のあなたが今より軽やかで自由になっているために、今日から「やめる習慣」を始めてみませんか?