【質問力】その質問、上司をイラつかせてます|質問力で評価が変わるテクニック3つ

ken

職場に「使えない質問」をしてくる人、いませんか?

「どうすればいいですかね?」

「で、何をすればいいんですか?」

「これ、どうしましょう?」

会社に、こういう質問ばかりしてくる人、いますよね

正直、イラっとしませんか?

  • 自分で考えろよ
  • 何も準備してないのかよ
  • 丸投げするなよ

心の中でこう思ったこと、ありますよね

でも、ちょっと待ってください
あなた自身も、そういう「使えない質問」をしていませんか?
「いやいや、俺は違う」と思った人ほど、危ないです

なぜなら、質問力がない人ほど、自分の質問が悪いことに気づいていないからです

逆に言えば、質問力を磨くだけで、あなたの評価は劇的に変わります
営業で受注を取る人、上司に可愛がられる人、優秀な人から学びを吸収できる人

彼らに共通するのは、圧倒的な「質問力」です

たった一つの質問で、会話の主導権を握れます たった一つの質問で、相手の本音を引き出せます たった一つの質問で、あなたの評価が何倍にもなります

この記事では、「使えないやつ」から脱却し、質問力を高めるための具体的な方法を、すぐに実践できる形でお伝えします


悪い質問をする人の正体:何も考えていない人

使えない質問の正体

悪い質問をする人は、何も考えていません
そして、他人任せです

もっとはっきり言いましょう

自分の頭で考えるのが面倒だから、あなたに丸投げしているだけです

「どうすればいいですか?」

この質問の本音は:

  • 自分で考えたくない
  • 責任を取りたくない
  • 答えだけ教えて
  • 失敗したらあなたのせい

つまり、思考停止しているんです

何も考えていない人の3つの特徴

特徴 よくある質問 問題点 本質
検討もせずに正解だけ聞く 「どうすればいいですかね?」 私は何も考えていない作業員ですと言っているのと同じ アルバイトでもできる仕事しかしていない
自分の意見がゼロ 「店長から割引してほしいと言われたんですが、どうすればいいですか?」 伝言ゲームをしているだけ 「で、お前はどう思うんだ?」と聞かれて答えられない
すぐに責任逃れする 「損しないんですか?」「失敗したらどうしてくれますか?」 これは質問ではなく脅迫 最終判断の責任を相手に押し付けている


良い質問と悪い質問の決定的な違い

良い質問の定義

良い質問 = 答えを聞いて、すぐ行動できる質問

悪い質問 = 答えを聞いても「ふーん」で終わる質問

これだけです

具体例で見てみよう

質問のタイプ 質問内容 答え 結果
悪い質問 「どうすれば工場の生産効率を上げられますか?」 「頑張ってください」 何も行動できない
良い質問 「現場で一番非効率だと感じる作業は何ですか?」 「梱包作業が遅い」 梱包作業の改善に取り組める

違い、分かりますか?

良い質問は、次に何をすればいいか分かるんです


絶対に避けるべき「使えない質問」5選

使えない質問のタイプ 質問例 なぜダメか 改善例
丸投げ質問 「どうやったら稼げますか?」「何をすればいいですか?」 Google検索で5秒で分かる。自分で考えていない。相手を辞書扱いしている。何も考えていない証拠。 「〇〇と△△で試してみましたが、うまくいきません。次は□□を試そうと思いますが、どうでしょうか?」
意見ゼロ質問 「店長から〇〇と言われました。どうすればいいですか?」 ただの伝言係。自分の意見がない。思考停止している。 「店長から〇〇と言われました。私は△△が良いと思いますが、どうでしょうか?」
責任逃れ質問 「損しないんですか?」「失敗したらどうしてくれますか?」 これは質問じゃなくて脅迫。責任を相手に押し付けている。自分の人生から逃げている。他人任せの典型例。 「リスクはありますが、私は〇〇の理由でやる価値があると思います。どう思いますか?」
長文で不明確な質問 改行なし、句読点なし、日記のような長文で、結局何が聞きたいのか分からない 相手の時間を奪う。読む気をなくさせる。整理できていない = 考えていない。 「〇〇について質問です。現状は△△で、私は□□が良いと考えています。この方向性で良いでしょうか?」
過去に答えている質問 すでに動画や資料で説明している内容を質問する 全く見ていない証拠。相手を尊重していない。やる気がない。 「〇〇の資料を見ましたが、△△の部分が理解できませんでした。具体的にはどういう意味でしょうか?」

質問力を高める3つの超シンプルな方法

方法 やること 効果
方法1 質問する前に「自分ならどうする?」と3分だけ考える 「使えないやつ」から脱却できる
方法2 自分の意見を必ず添える 相手の印象が180度変わる
方法3 事実と自分の解釈を分ける めちゃくちゃ頭良く見える

方法1:質問する前に「自分ならどうする?」と考える

たったこれだけです

質問する前に、3分だけ考えてください

  • 自分ならどうする?
  • 何が分からないのか?
  • どんな答えが欲しいのか?

この3つを考えるだけで、あなたの質問は劇的に変わります

考えてから質問する

これだけで「使えないやつ」から脱却できます

方法2:自分の意見を必ず添える

質問するときは、必ず自分の意見を言ってから質問してください

質問のタイプ 質問内容
悪い質問 「どうすればいいですか?」
良い質問 「私は〇〇が良いと思いますが、どうでしょうか?」

この違いだけで、相手の印象は180度変わります

「こいつ、考えてるな」と思われます

方法3:事実と自分の解釈を分ける

事実と自分の考えをごっちゃにしない

比較してみましょう:

質問のタイプ 質問内容 問題点
悪い例 「店長が割引をやってくれって言いました」 事実と解釈が混ざっている
良い例 「店長から『価格面での施策が必要』という意見をいただきました(事実)。私は割引ではなくポイントカードが良いと考えていますが(自分の考え)、どうでしょうか?」 事実と自分の考えを明確に分けている

これを分けて伝えるだけで、めちゃくちゃ頭良く見えます


今日からできる質問力アップの習慣

習慣 やり方 効果
習慣1:質問を考えながら話を聞く 「なんでそうなるんだろう?」「この部分が分からないな」「これって〇〇ってこと?」と考えながら聞く 理解度が5倍になる
習慣2:質問メモを作る スマホのメモ帳に疑問を書く。文頭に「?」をつける。例:「? なんでレジの速さが違うんだろう」 質問する癖がつく
習慣3:会議で一番最初に質問する 「何か質問はありませんか?」と言われたら、一番最初に手を挙げる 「頭の回転が速いな」「ちゃんと聞いてるな」と思われ、評価が何倍にもなる

ただ聞き流さない

質問を考えながら聞く

これだけで理解度が5倍になります


質問力を高める3つの質問の型

最後に、実際に使える質問の型を3つだけ紹介します

悪い質問 良い質問 効果
型1:「私は〇〇だと思いますが、あなたはどうですか?」 「どう思いますか?」 「私もExcelで業務管理していますが、結構大変ですよね。お客様はどう感じてらっしゃいますか?」 話しやすくなる。本音を引き出せる。
型2:深掘り質問 「へー、そうなんですね」(終わり) 相手「最近子供がサッカーを始めた」→ あなた「サッカーをやるって決めたきっかけは?」→「どんなポジションでプレイしているんですか?」→「試合は見に行かれるんですか?」 「自分の話に興味を持ってくれている」と思われる。関係が深まる。
型3:現実と理想のギャップ質問 「何か困ってますか?」 1.「今の状況でどんな課題がありますか?」(現実)
2.「理想の状態はどんな形ですか?」(理想)
3.「その差を埋めるために何が必要だと思いますか?」(ギャップ)
相手が自分で問題に気づく。提案が受け入れられやすくなる。

型1の使い方

まず自分の意見を言う

それから相手の意見を聞く

例: 「私もExcelで業務管理していますが、結構大変ですよね。お客様はどう感じてらっしゃいますか?」

型2の使い方

一つのテーマをどんどん深掘りする

例:

  • 相手「最近子供がサッカーを始めた」
  • あなた「サッカーをやるって決めたきっかけは?」
  • あなた「どんなポジションでプレイしているんですか?」
  • あなた「試合は見に行かれるんですか?」

型3の使い方

相手に課題を自分で気づかせる質問

  1. 「今の状況でどんな課題がありますか?」(現実)
  2. 「理想の状態はどんな形ですか?」(理想)
  3. 「その差を埋めるために何が必要だと思いますか?」(ギャップ)

まとめ:使えない質問をする人の正体

使えない質問をする人 = 何も考えていない人

これが真実です

特徴 理由
自分で考えるのが面倒 思考停止している
他人任せにしたい 責任を取りたくない
責任を取りたくない 失敗を恐れている
思考停止している 考える習慣がない

こういう人が、悪い質問をします

逆に言えば、質問力を磨けば、あなたは「考えている人」になれます

今日から始める3つのアクション

アクション 具体的なやり方
1. 質問する前に3分考える 「自分ならどうする?」「何が分からないのか?」「どんな答えが欲しいのか?」
2. 自分の意見を必ず添える 「私は〇〇だと思いますが、どうでしょうか?」
3. 事実と自分の考えを分ける 事実は事実として伝える。自分の考えは「〇〇と考えています」と明示する。


最後に:質問力で人生は変わる

質問力は、才能ではありません

練習すれば誰でも身につきます

質問力を磨くことで:

得られる効果 具体的な変化
ビジネスで成果を出せる 営業で受注が取れる、提案の精度が上がる
上司に可愛がられる 評価が上がる、チャンスをもらえる
優秀な人から学べる 本音を引き出せる、深い話が聞ける
会話の主導権を握れる 必要な情報を確実に引き出せる
評価が何倍にもなる 「頭の回転が速い」と思われる

「使えないやつ」から「できるやつ」に変われます

今日から、質問する前に3分だけ考えてみてください

たった3分の思考が、あなたの評価を変えます

たった一つの良い質問が、あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません

質問力を磨いて、人生を変えましょう

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